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2016年3月のグレーターバンクーバー及びフレーザーバレーの市場統計が発表されました。

2016年3月のグレーターバンクーバー及びフレーザーバレーの不動産市場統計が発表されました。両方の不動産協会で史上最高の売買軒数を記録し、改めて買い手市場の強い需要が数字となって現れた形です。

グレーターバンクーバー市場

3月は合計で5,173軒が売買され、昨年比で27.4%増、前月比でも24%の伸びとなりました。新規売り物件数(リスティング数)も6,278軒と2月に比べて8%増えてはいますが、特にメトロバンクーバーではリスティング総数が極端に少なく7,358軒しかなく、これは昨年比で40.5%減ですので、如何に供給が少ないかがわかります。メトロバンクーバーの住宅の平均価格は$815,000で、一戸建ては$1,342,000、タウンハウスは$589,100、コンドミニアムで$462,800ドルとなっています。特筆すべきは、タウンハウスやコンドミニアムといった集合住宅もここ1年でそれぞれ20%、18.8%も上昇しており、一般の購買層が集合住宅へシフトしてるのが顕著に価格に反映されています。もはや一戸建ての家を個人で購入、メンテナンスするのはかなり厳しい水準に達していますので、多くの人がプランを修正して現実的な購入プランを実現しています。大きな買い物ですので気持ちは良く分かりますが、市場の様子を見ながらじっくり時間をかけて探すといった方法ではあっと言う間に市場においていかれてしまいます。ある程度の頭金のご用意のある方はここは英断と実行力が必要と思います。

https://ie-van.com/wp-content/uploads/2016/04/REBGV-Stats-Package-March-2016-1.pdf

フレーザーバレー市場

サレーやラングレーを中心としてフレーザーバレーの不動産市場も史上一番の売買を記録しました。合計で3,006軒が売買され、昨年比でなんと62%、前月比でも26%の伸びを示しています。平均価格も一戸建てで$741,000、タウンハウスでも$344,300、コンドミニアム物件で$217,200ドルとなっています。価格上昇の著しいグレーターバンクーバー市場から多くの買い手がフレーザーバレーにシフトしているのが分かります。サレー市の中心は何かとギャングの抗争でニュースになりますので正直抵抗のある方も多いと思いますが、市自体が広大な面積を持ち、それらの治安問題はある特定のエリアで起こっています。現在では多くの新築タウンハウスが$40万ドル以内で建設されており、多くのファミリー層が入居しています。アジア系住民もまだ比較的少ないですので、中華系を始めとするアジア人居住区がお好きでない方には返って良い選択なのではないかと思います。実際に家やエリアをご覧頂くと印象が全く変わると思いますので、食わず嫌いは損!と是非ご相談ください。

https://ie-van.com/wp-content/uploads/2016/04/Package-201603.pdf

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