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カナダ・バンクーバーの不動産購入に、非居住者を対象に15%追加課税されます。

Vancouver skyline at sunrise is shown in a handout photo. THE CANADIAN PRESS/HO-Destination BC-Albert Normandin

以前から問題視されていた海外からの不動産投資マネーの大量流入による不動産高騰問題ですが、遂にBC州政府より劇的な課税方針が7月25日に突如発表されました。これにより、国籍や永住権を持たない不動産バイヤーには、来週8月2日以降、購入金額の15%が追加課税されます。これは既に契約済みの物件も含まれます通常の不動産取得税は始めの$20万ドルに対して1%、$20万ドルを超えた金額に対して2%、$2ミリオンを超えた金額に3%課税となっていますが、今回の15%は外国人バイヤーを対象に更に追加課税されますので、影響は多大と言えます。これはグレーターバンクーバーエリアの不動産に特定して課税されますので、それ以外のエリアの場合には一応確認が必要です。現在海外からの購入は市場の約5%と発表されていますので、95%の市場には大きな影響はないと判断されますが、ウェストサイドやダウンタウンの高額物件には多少の影響がでるのではないでしょうか。それにしても突然すぎて、対象者は決済を今週に前倒すなど大パニックです。

 

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