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2019年12月のバンクーバー及びフレーザーバレーの市場統計が発表されました。

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

バンクーバーはこれから春~初夏にかけて不動産の最盛期を迎えます。ここ数年で価格が下がった不動産ですが、昨秋から再び活況を呈しています。要因としては①住宅価格の底打ち感 ②住宅ローンの低金利 ③IT企業、アマゾンなど地元経済の安定感 ④高い賃貸料からのマイホーム購買層の増加、などが考えられます。これから今春に売買をご検討の皆様にとって、専門情報は不可欠です。先ずはお早目にご相談ください。

バンクーバー市場

昨年一年間の売買軒数はここ10年の平均と比べてー20.2%とまだまだ完全に復調していませんが、一般的な価格帯のコンドミニアムやタウンハウス物件は昨年後半から売買が活発化してきています。現在投資用としての購入はかなり減っていますが、今まで市場を注視していたマイホームの購買層や、ダウンサイズといった実需マーケットが動いています。一戸建て市場は2ミリオンを超えるような高額物件は相変わらず低調で、価格もウェストバンクーバーやバンクーバーウェストで2桁%以上の下落となっています。今年春のシーズンもこれら実需マーケットはかなりの活況が予想されます。

一戸建て 売買軒数 599 昨年同月比 +72.1% 中間価格 $1,423,500 昨年比 -4% 

コンドミニアム 売買軒数 1,053 昨年同月比 +96.8% 中間価格 $656,700 昨年比 -2.7%

タウンハウス 売買軒数 364 昨年同月比 +92.6% 中間価格 $778,400 昨年比 -2.4%

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フレーザーバレー市場

サレーやラングレーを中心としたフレーザーバレーの不動産は、昨年後半からかなり回復し11月~12月の購買需要はかなり高くなりましたが、前半の低調な売買の影響で、通年では2018年よりもやや低い結果となりました。ローカルマーケットをダイレクトに反映するこれらベッドタウンでは、住宅ローン審査のストレス・テストの影響がまだまだ強く、多くのマイホームバイヤーが充分な融資をうけられない状態です。一方で売り手側も市場の回復を待つ動きが強く、売り出し軒数の減少に繋がっています。今後は高まる需要に対して売り出し軒数不足が予想される為、価格はかなり早い段階で回復、上昇基調に転じると考えられます。従って今春の購入には好機と言えるでしょう。

一戸建て 中間価格 $953,700 前月比 +0.2% 前年同月比 -1.2%

タウンハウス 中間価格 $514,900 前月比 +/-0% 前年同月比 -3.2%

コンドミニアム 中間価格 $405,500 前月比 +0.2% 前年同月比 -3.1%

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今春に売買をご検討の皆様、先ずは個々の状況に応じた的確な情報収集が重要です。市場の動向は不動産タイプやエリアによって大きく異なり、これらご相談や不動産お見積りは無料にて行っております。先ずはお早目に専門家へご相談ください。

 

 

 

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