住まい選びの基礎知識

住宅の種類

コンドミニアム

コンドミニアム

分譲マンションタイプの住居で、一部のリースホールド物件を除き、土地に対する所有権(%)+部屋への個人登記が付きます。木造2〜4階建て物件から、コンクリートの高層物件までさまざまです。住所は1つで玄関ロビーを持ち、各部屋番号にて区分されます。(アパートとも呼ばれる事がありますが、アパートメントはどちらかというと賃貸物件の意味合いが強い)

タウンハウス

タウンハウス

一般的に木造2~3階建てが多く、隣との棟続きの集合住宅です。個々に住所と玄関も持つ場合が多く、郊外型の集合住宅です。所有権はコンドミニアムと同様ですが、個々の土地の所有権(%)が大きい為、土地の資産価値はコンドミニアム物件よりも高い。

デュプレックス(トリプレックス、フォープレックス)

デュプレックス(トリプレックス、フォープレックス)

大きな一戸建ての外観を持つ集合住宅で、2戸~4戸に分かれている。管理会社や管理費などは無い場合がほとんどだが、基本的には小規模なタウンハウスと考えられる。外装や屋根などは共有財産で、所有者間にて相談して管理方針が決められる。

一戸建て

一戸建て

土地と建物に個人登記の付く、個人所有方の一戸建て住宅。近年の価格上昇によってバンクーバー及び近郊での一戸建ての購入はハードルが高いが、ベースメント付き(半地下)物件も多く、ベースメントを賃貸に貸し出して住宅ローンの足しにする世帯も多い。家屋は全て個人でメンテナンスするため、維持費が他と比べて高くなる。

集合住宅の用語

Strata(ストラタ)
分譲集合住宅の総称で、コンドミニアム、タウンハウスが該当し、Strata Property Actというマンションン法で統括される。
Management company(マネージメント会社)
ストラタが建物全体の管理を委託するビル管理会社で、管理口座の管理も行う。
Strata Council(カウンセル)
住民から毎年改選される役員で、毎月や数ヶ月おきに管理会社の担当者とミーティングを行う。
Annual General Meeting(AGM)
1年に11回行われる住民全体会議で、その年度の予算や規約変更などの住民投票が行われる。
Bylaws(バイロー)
住民規約で、これに違反すると所定の罰則金が課せられる。
Maintenance Fees(メンテナンスフィー)
月々の管理費で、ビル管理、清掃、*お湯、ガス、アメニティー関連、などが含まれまる

一戸建ての用語

Frontage
土地の間口
Depth
土地の奥行き
Back Lane
家の裏側のサービス用の通路。ガレージへのアクセスに使われる。
Building bylaws
市によって定められる建物の建築基準
Zoning Bylaws
土地の使用制限
Secondary suite
ベースメントスイートのような、2世帯仕様の部屋
Legal Suite
一定の基準をクリアし、市からの認可を受けているセカンダリー・スイート
Unauthorized accommodation
市からの検査、認可を受けていない居住空間やスイート
Oil Tank
都市ガス普及前の古い住宅に多い燃料用タンクで、使用していないものは撤去義務があるので要注意。

住宅ローン関連の用語集

Mortgage(モーゲージ)
住宅ローンで、不動産に抵当権をつけて融資を受けます。
Principal(元金)
融資の元金です。
Interest(利息)
元金に対する利息です。
Pre-approval
融資の仮審査で、物件探しの前に融資限度額を確認します。
Re-Payment option(リペイメント・オプション)
追加返済の制限やオプション
CMHC/Genworth
住宅ローンに対する保険会社名
Line of Credit(ライン・オブ・クレジット)
抵当権型の融資枠の設定で、その金額内の融資は何時でも、用途に関わらず受けられる

建物に関する専門用語

*外壁の種類

Siding(サイディング)
木、アルミ、プラスティック、軽量ボード製などがあり、それぞれの特性がある。
Stucco スタッコ
モルタル状の塗り壁で、多少の吸水性があるため、定期的な清掃やメンテナンスが必要
Brick ブリック
ブリックの壁で、一定の大きさのパネル式になっている場合がおおい。
Concrete(コンクリート)
躯体のコンクリートに防水処理、ペイントを施した外壁。現在の高層コンドはこの様式が多い
Glass Cartain Fall(カーテンウォール)
高層コンドミニアムでガラスパネル式の外壁。継ぎ目をパネルやコーキング処理で防水する。

**Rainscreen(レインスクリーン)

躯体と外壁の間に1センチ程度の隙間を作る事で、万一外壁に水が浸透しても躯体にはダメージが起きない外壁の防水システム。2000年以降の木造建築には初めからこのシステムが採用されており、それ以前の建物でも半数以上がこの新しい外壁システムへの修繕が終わっています。1999年以前の建物の場合、このシステムが施されているか否かが、非常に重要で、価格にも大きく反映されます。

*その他

House Insurance(ハウスインシュランス)
住宅保険で種類、ロケーションなどによって掛け金が変わります。
Home Inspection(ホームインスペクション)
通常購入決定前に行う住宅検査。資格を持った検査会社を手配します。

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