メンテナンス・ガイド

メンテナンス・ガイド

  • *メンテナンスのレシートやサービス記録を保管する
  • *保証書やマニュアルは無くさないこと!
  • *コンドミニアム議事録をファイルする
  • *サービス手配は合い見積もりが基本
  • *安すぎる見積もりには要注意!
  • *誤った処置や修理方法はかえって状況を悪くする!
  • *必要なパーミット類、リベートなど調べる

内装

*キッチン/浴室などの水回り

流しの下の水漏れは随時確認しましょう。ホース類はスティール・ブレーディッドと呼ばれる銀色のメッシタイプが安全です。シンクやフォーセット廻りはクリアのコーキングを定期的に交換します。浴室のシャーワー、バスタブ廻りのコーキングは特に注意して点検し、ヒビ割れがあるようだったらアップデートが必要です。少しの水漏れも時間が経つと階下に結構なダメージをもたらします。

*配管関連

購入時にメインのシャットオフバルブの位置を確認しておきましょう。何か水漏れが発生した場合や修理時に家中の水を止める事ができます。水を出したり、止めたりするときに振動音がするようだったら空気が入っていますので要注意。振動で繋ぎ目から水が漏れる可能性があります。屋外の蛇口は冬は完全に水を抜くこと。

*湿度管理

湿気は木造住宅を傷めます。日本ほどは乾燥していませんので、加湿器の使用などもほどほどに。また高すぎる室温設定、古いアルミサッシの窓は結露の元です。こまめにふき取りや手入れが必要です。締め切った部屋やカーテン類も開閉して空気を循環させるようにしましょう。

*ファーネス、ホットウォーター

ガス・ファーネスの寿命は25年以上と長いですが、古くなると燃費が悪くなります。30年を超えていたら近々交換された方がいいでしょう。ホットウォータータンクは8〜10年が寿命と言われ、突発的な水漏れを起こす場合もありますので、古いものは注意が必要です。最近では瞬間湯沸し器タイプも人気です。

*暖炉、ガスファイアープレース

薪暖炉は都市部ではすでに新規取り付け禁止になっていますが、古い家で使用される場合には頻度にもよりますが、定期的な煙突掃除が必要です。掃除を怠ると煙突内で燃焼が置きて火災の原因になります。ガス式の暖炉も2年に1度くらいは点検してもらった方がよいでしょう。ガス関係にはガス・フィッターという有資格者へ頼みます。

*電気工事

電気工事が必要で、ぶれーカーパネルを開ける必要がある場合にはサーティファイドの資格も持った業者へ頼みます。それ以外の簡単な配線は工事業者でも可能です。

*窓、窓枠

冬場は結露がないか、または湿気からカビなどが発生していないか小まめにチェックしてください。結露が酷い場合にはプラスティック製の窓枠へのアップグレードも有効的です。2枚ガラスの内部の曇りは数百ドル程度で修理が可能です。

外装

*屋根・雨どい

アスファルトのシートタイプが最も一般的で、寿命はおよそ20年前後です。フラットな屋根の場合はトーチオンといわれるシート状の屋根材をタールで焼き付けます。1年に1度くらいは点検してください。張替えは春から夏に行い、秋口や冬季に実際に雨漏りしてからの張替えは避けるようにします。冬場は見積もりが高くなる傾向にあります。費用は業者によってまちまちですので、最低でも3社以上は合い見積もりをお勧めします。

*ドレインタイル

以外と知られていない重要パーツです。雨水が雨どいから地下へ入り、市の下水管に繋がっています。(一部の地域では地面に浸み込ませるタイプ)これが詰まってしまうと、ベースメントに水が出たりしますので、定期的なクリーンアップが必要です。

*外壁

ヒビ割れや水の浸透がないかを定期的にチェック。スタッコの場合、表面が黒ずんでシミになっていたら要注意です。水が浸透している可能性があります。木のサイディングの場合も定期的に外装ペイントのアップグレートが必要です。サイディングの場合はパワーウォッシュで綺麗になります。

*デッキ、フェンス

ステインやペイントを3~5年おきにしておくと、長持ちしますので、傷む前に処置しましょう。

*ランドスケープ

家のコンクリート基礎の近くには木を植えないこと。根っこによるクラックの原因になります。又、上下水道管、ガス管の位置を確認して、その上には花壇や木などを植えない事。将来的に掘り起こす必要があるかもしれません。

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